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【人材育成と離職防止】採用した人材は定着しない理由とは!

人事コンサルティングの仕事をしていると、「人は変わらないからねえ…。結局、いい人材を採用するしかないんだよ。」と嘆く経営者とお会いする機会がとても多くあります。

これは、ある意味正しい面があるのでしょう。

しかし、このような考えに至っている組織は、育成に対する意識やスキルが低いことや育成の必要性に気が付いておらず、採用だけの問題にしてしまっていることが多いです。

もちろん、人材採用では、採用側は、レベルの高い人材を採れるように努力することは必要です。

しかし、だからといって育成側が人材を教育する努力を放棄してよいということにはなりません。

人材育成スキルが低く、離職率などが高まってしまうと、退職した社員などから会社の悪評が立ってしまうリスクもあります。

それがさらに採用を難しくしてしまうこともありますから、会社は、人材育成には慎重にならなければなりません。

つまり、優秀な人材の定着のためには、社員の教育は絶対に欠かせないということを、この記事では解説していきます。

役割分担が分裂の原因になって人材が育たないケース

人材教育の難しいところは、人材の採用と育成を役員や管理職で役割分担をしてしまうと、それが原因となって分裂してしまうことがあるから注意が必要です。

このようなケースは、人事部が採用し、現場で育成しているというような役割分担の場合起こりやすいです。

両者間のバランスがとれていないと、双方のいがみ合いになりかねません。

たとえば、現場の育成力が実際に低いのにもかかわらず、その反省の前に、「人事部がロクなやつを採用してこない!!」といった批判になってしまうことがあります。

しかし、採用は「人材獲得競争」ですから、よい人材が低待遇でホイホイ来てくれるわけではありません。

ですから、現場で「スキルレベル100の人材が欲しい」と希望しても、人事側では給与水準が合わずに、スキルレベル70の人を採用するので精一杯というケースも起こります。

これを考慮して、現場側の教育体制を工夫して、人材を教育していくことができれば、人材も能力を発揮して育っていくはずです。

そうなれば、人材も定着することでしょう。

同様に、「採用は社長が行う」「事業推進と育成は現場が責任を負う」などと役割分担をしている場合も結構危険です。

社長
社長
現場でちゃんと育成しないから離職してしまうんだ!!
現場社員
現場社員
社長が好みで採用するから全然マッチしていない。採用の問題だ!!

と…役割分担していると、このような構造に陥りやすいのです。

採用した人材が定着しないと悩みをかかえている方は、この点を一度見直されることをおすすめします。

採用と人材育成の役割分担が分裂の原因になって人材が育たないこともある。

採用と育成の権限を同時に持つことで人が育つ

では、採用した人材が能力を発揮して会社に定着するには、何を改善すればいいのでしょうか。

それは、利益責任を持つ事業物に採用と育成の両方に権限と与えることです。

それには、採用した人材の教育は、要となる一人の責任者を置いて進めていくというのが望ましいでしょう。

結局、責任者を複数置いてしまうと、「採用が悪い」「育成が悪い」「事業戦略が悪い」などと、責任のなすりつけあいになりかねないからです。

したがって、利益責任を持つ事業部長が、採用と育成の両方に権限と責任を持って進めていかれることをおすすめします。

責任者に任命された方は、

責任者
責任者
事業を成長させるには、より多くの人材が必要なんだな…
責任者
責任者
人材市場において、100点満点の人材はほとんど採用できず現実的に70点くらいの人材を採用するしかないんだ…
責任者
責任者
70点の人材を90点の人材に育てられないと事業を成長させられないんだ…

などといった現実的な面を統合的に見ていきながら、責任を持って人材採用と育成の監督を進めてください。

このような一貫した人材育成体制が整えば、社員も会社の目的等を理解しながら仕事に邁進することができるはずです。

ABOUT ME
SHOTARO MATSUMOTO
松本 祥太郎(SHOTARO MATSUMOTO) 1987年7月10日 青森県八戸市生まれ|株式会社NOMAL 代表取締役|株式会社つくろう堺市民球団 堺シュライクス取締役オーナー|「自分の人生に期待できる人を増やす」というビジョンを掲げ、誰もが生きたいように生き、働きたいように働ける世の中づくりを目指している。
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